下北沢演劇祭とは
1990年の北沢タウンホール開場を機に、多くの劇場があり、演劇人や演劇ファンが集まる下北沢に誕生したのが「下北沢演劇祭」です。下北沢演劇祭は四半世紀を越えて継続されてきました。その過程には劇場の増減もあり、今では10劇場が参加しています。
地元町会・地域活動団体・商店そして演劇関係者が一体となり組織する実行委員会が運営し、世田谷区が全面的にバックアップするという体制で、このような活動を続けてきました。
その地域的特徴を活かし、様々な劇場で多種多様な芝居を上演することで、より広くより深く下北沢の街と演劇文化の素晴らしさを伝えようと努力してまいりました。その甲斐あって回を重ねるごとに盛況となり、2023年で33回目の開催となります。

下北沢演劇祭実行委員会を組織する3つ
演劇関係者
本多劇場グループ、北沢タウンホール、東京ノーヴィ・レパートリーシアターなどの10劇場が会場の中心。下北沢を拠点とする団体とも手を組み、企画・運営を行う。
商店街
下北沢商店連合会に加盟する4つの商店街を中心に「下北沢の祭りである」という面からサポート。地域と演劇を結びつける担い手。
世田谷区
北沢地区ひいては世田谷区の文化振興として、下北沢のメインカルチャーである演劇とフェスティバルを結びつける。演劇を「やる人」「観る人」両方の視点から運営をサポート。

沿革
1990年11月 第1回下北沢演劇祭開催
1992年2月 第2回開催(以降、毎年2月開催)
1993年2月 「一般公募劇団」開始
1994年2月 「世田谷区民上演グループ」開始
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2016年2月 ロゴ、フラッグデザインが一新
初野外イベント開催
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2019年2月「世田谷区民上演グループ」の名称を「演劇創作プログラム」に変更